コラム
- 2015/12/12
- 院長コラム
寿命にも大いに関わりのある歯周病
歯周病が怖いのは、単に口の中の健康を害するだけでなく、寿命との関係が大いにあるところです。
歯ぐきの傷から歯周病菌が血管に入ると、全身を駆けめぐります。歯周病になると、アルツハイマー病、脳血管や心血管の病気、糖尿病、リウマチ、がん、肥満などになりやすいことが、最近わかってきました。
ですから、歯を磨いた時に出血があるような場合は、歯科医院に行くようにすることが大切です。
歯科医院では、歯科衛生士が歯垢や歯石をしっかり除去してくれます。半年に1回、定期的にお口の掃除をしてもらうことによって、歯ぐきの健康を取り戻すことができるのです。
実は、飲酒も歯周病の発症と関係があります。
お酒を飲んでも赤くならない、いわゆるお酒に強い人は、飲酒によって歯周病が進行することはありません。
ところが、お酒を飲んで赤くなる人は、飲酒によって4.28倍も歯周病になりやすいというデータが出ているのです。
ちなみに、日本人の約40%がこのタイプ。
また、タバコを吸う人は、およそ5倍、タバコの煙を近くで吸いこんでいる人もおよそ3倍、歯周病になりやすいというデータがありますので、注意が必要です。
院長:三光義男
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