コラム
- 2018/12/17
- 院長コラム
歯ぐきのケアも大事です
お肌に変化を感じ始める40代は歯ぐきも曲がり角
年を重ねても美しくあるために、お肌を念入りにお手入れすることはあっても、
歯ぐきのお手入れについて考えている人は、少ないみたいです。
歯ぐきと肌の構造は似ていて、内側はコラーゲンで満たされた結合組織、
外側はターンオーバーが盛んに行われている上皮組織です。
そのため、お肌と同じように加齢とともに影響が受けやすくなっています。
歯ぐきの細胞の活性化が低下すると、歯ぐきがやせてきて衰えてきます。
また、加齢により免疫力が低下すると、細菌などへの抵抗力が衰えてきます。
結果、歯ぐきの健康が脅かせれる原因となります。
ハリや弾力を失うと歯周病のリスクも増大
歯ぐきが衰えてくると、上皮組織の細胞同士の結合が弱くなってしまうことから、
細胞間に歯周病原因子が入り込みやすくなってしまいます。
歯ぐきなどの歯周組織に炎症が起きる歯周病は、自覚症状が乏しいまま進行し、
最悪の場合、歯を喪失する原因となる恐ろしい病気です。
予防には、健康で抵抗力の高い歯ぐきを維持することが重要です。
適切なケアを習慣にして健康な歯ぐきを保ちましょう。
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