コラム
- 2017/02/06
- 院長コラム
あなたの歯みがき習慣「歯周病のケア」できてますか?
Q. 歯周病ってどんな病気?
A. 歯周病は、歯垢(プラーク)の中の歯周病菌が歯肉に炎症を起こす病気です。進行すると歯を支える骨が破壊され、大切な歯を失うこともあります。成人の約8割がかかっている国民病であり、世界で最も患者数が多い病気でもあります。
Q. 歯周病のケアはいつから始めればいいの?
A. 重度の歯周病は30代~40代から増え始めます。年齢とともに症状の深刻な人の割合が増えるものの、初期症状は10代にも見られます。歯周病予防に早すぎるということはありません。若いうちから歯周病予防を意識したケアを実践しましょう。
Q. 歯周病はなぜこわいの?
A. 日本人が歯を失う原因のトップが歯周病です。自覚症状が少ないため、気づかないうちに進行してしまうのです。さらに、慢性的に歯周病にかかっていると、脳卒中や糖尿病などの全身の病気にも影響します。
Q. 「歯周ポケット」ってなんのこと?
A. 歯と歯ぐきのすき間のことです。歯周ポケットには歯垢がたまりやすく、細菌が増殖することで歯周病が進行します。歯周病予防のために、まずは歯周ポケットを清潔に保つように心がけましょう。
Q. 歯周病って治るの?
A. 初期の歯周病であれば、歯科専門家の指導に基づく適切なブラッシングにより進行を抑え、症状を改善することができます。しかし、進行すると専門的な治療が必要になり、特に重症な場合は外科手術が必要なことも。歯周病は早期発見、早期治療が大切なのです。
Q. 歯周病に気づくサインはあるの?
A. 歯ぐきの赤みや腫れ、血が出るなどは初期症状のサイン。鏡で毎日チェックして、気になる症状があれば歯科医院などで早めに診てもらいましょう。
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