コラム
- 2018/02/19
- 院長コラム
歯周病の原因を理解して、効果的にケアする適切な歯みがき習慣を。
歯周病を効果的に予防するセルフケアの二大ポイントは「歯周ポケット」と「歯ぐき」です。特に、歯周ポケットは、入念なケアが必要です。
歯周ポケットとは、歯と歯ぐきの間にできるすき間のこと。ここは歯垢が溜まりやすく、それが酸素を嫌う歯周病菌にとって”絶好の隠れ家”となってしまうのです。ポケット内部の歯周病菌が潜む歯垢をしっかり取り除くことは、歯周病予防の基本中の基本です。歯周ポケットの奥まで届きやすい、毛先の細いハブラシを使って丁寧にブラッシングしましょう。ハブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目に45度の角度であて、前後5ミリ幅程度に細かく動かしながら、軽い力でみがくのがコツです。ハブラシは鉛筆のように軽く持つのがおすすめ。余計な力が入らず、細かい動きもしやすくなります。
ところで、歯周病リスクが特に高まるのは「就寝中」であることはご存知ですか? 私たちの唾液には、細菌などを洗い流す自浄作用があります。ただし、寝ている間は唾液の分泌量が減るため、口腔内の細菌が繁殖しやすい状態になってしまうのです。
歯周病予防を考えるうえで、「寝る前のケア」はとても重要。殺菌効果が期待できるハミガキ剤やデンタルリンスなどを使うのもいい方法です。就寝前の一番リラックスできる時間、お肌やネイルのお手入れをするように、歯と歯ぐきも丁寧にケアして歯周病を効果的に予防していきましょう。
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