コラム
- 2018/02/26
- 院長コラム
若い世代にも増えつつある歯周病は、日頃の適切なケアが予防のカギ。
世界でもっとも患者数が多い病気として知られている歯周病。日本でも、30代以上は約8割がかかっています。重度の歯周病は40~50代から増えていくため「中高年の病気」という印象が強いものの、近年は若年化の傾向に。歯ぐきの赤みや腫れといった初期症状は、10代の小・中学生にも見られます。
歯周病は、歯垢(プラーク)の中の歯周病菌が歯肉などに炎症を起こす細菌感染症です。炎症が歯肉だけに起きている状態を「歯肉炎」、それ以上に進行して、歯を支える歯槽骨などの歯周組織に影響が及んだ状態を「歯周炎」と呼び、このふたつを総称して歯周病といいます。重症化すると最悪の場合は歯を失うこともあり、実際、日本人が歯を失う原因の第1位は、むし歯ではなく歯周病なのです。
歯周病は自覚症状が少ないため、知らぬ間に進行してしまいます。しかし、歯科医師、歯科衛生士の指導に基づく適切なセルフケアにより歯垢を取り除くことで、症状の改善や病状の進行を抑えることが期待できます。歯周病予防には早期からのケアが大切! 若いうちから歯ぐきの状態を毎日チェックするとともに、適切なセルフケアを心がけましょう。
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