コラム
- 2018/10/01
- 院長コラム
お母さんも赤ちゃんも健康な歯に!その1
昔から「妊娠すると歯が悪くなる」と言いますが、これは本当なのです。
これには妊婦さんの体の様々な変化が影響を及ぼしています。
基本的に妊娠中でも歯科治療は可能です。
歯肉が腫れる、虫歯ができる、親知らずが痛むなど、妊婦中の口腔内のトラブル。
これらは、急激に増える女性ホルモンが大きく影響しています。
歯周病菌の中には女性ホルモンを栄養源にする細菌がいて、
妊娠中は普段以上に歯肉炎に罹患しやすい状態になります。
女性ホルモンの影響で唾液の量が減ったり、酸っぱいものが欲しくなったり、
つわりで歯磨きがしにくくなるなど、妊娠中の口腔内には健康に良くないことがそろっているのです。
また、妊婦さんの中には、レントゲンや麻酔、薬などの影響から、
今でも妊娠中は歯科治療ができないと思われているかたが多いそうです。
最近は、妊娠中に歯周病が進行すると早産のリスクが高くなることもわかってきました。
今ではほとんどの自治体で、妊婦歯科健診を行っているので、
是非、受診していただきたいです。
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