コラム

三光歯科医院コラム三光歯科医院

  • 2024/01/22
  • 院長コラム

“健康な歯肉を維持するために”

歯と歯肉の健康は、歯を長く維持していくうえでかかせないものです。

皆さんは健康な歯肉を維持するための習慣がどの程度ついているでしょうか?

 

 1.健康な歯肉の特長

・薄いピンク色をした歯肉

健康な歯肉は、とても薄い綺麗なピンク色をしています。

歯肉の色が赤っぽかったりすれば歯肉炎を起こしている可能性がありますし、

赤黒い場合には膿が溜まっている場合もあります。

歯の治療によっては、歯肉が黒く変色しているケースもあります。

 

・歯磨きで出血しない

皆さんは、歯磨きをしていて歯肉からの出血がありますか?

健康な歯肉は、歯磨きをした程度で出血はしません。

歯肉からの出血がある場合には、歯周病や細菌が溜まって炎症を起こしている可能性が高いです。

しっかり歯磨きをして細菌を綺麗にしていけば歯肉からの出血は止まります。

歯肉も引き締まり健康な色へと変わってきます。

 

・歯周ポケットが浅い

歯周病になると歯周ポケットが深くなり歯肉の中にも歯石が溜まります。

ポケットの中の歯の表面の歯石は目で見えないので進行しやすく炎症や膿、口臭の原因になります。

歯周ポケットが浅ければ、歯ブラシで歯垢の除去がしやすいので歯周病が進行する前にプラークコントロールをしましょう。

 

 

2.健康な歯肉を維持する習慣

・毎食後の歯磨き

歯磨きは、やはり健康な歯肉を維持していく基本となります。

しかし、歯磨きの回数が多くても磨き残しや磨くタイミングが間違っていれば歯磨きの効果は減少します。

歯磨きの回数は、毎食後(1日3回)が好ましいです。

朝、昼、晩で一番大事な歯磨きは夜寝る前です。

磨いている時間は技量により異なりますので、一概には言えません。

口の中の歯垢が取れたら歯磨きを終了します。

最低でも5分はかかると思います。

寝ている間は唾液の分泌が減りますので細菌が増えます。

朝起きた時に口臭が気になるのは、寝ている間に細菌が増えていることが原因なんです。

寝る前に歯磨きをして、寝ている間に細菌が増える事を減らしましょう。

 

・歯間ブラシやデンタルフロスを使う

歯磨きを一生懸命にしても、どうしても磨き残しができてしまいます。

歯ブラシだけでなく歯間ブラシやデンタルフロスを使えば、

歯と歯の間の歯垢を落とせますので虫歯にも歯周病にも効果的で歯周病菌が少なければ歯肉の健康も守られます。

また、デンタルフロスで出血があれば歯肉の炎症にもいち早く気が付きますので早期で治療が出来ます。

 

・定期的な歯のクリーニング

歯石は歯磨きでは取りきれません。

定期的に歯医者で歯のクリーニングをして歯垢や歯石を取り、磨き残ししやすい箇所の歯磨きのアドバイスなどを貰い

自宅でもプラークコントロールをすることで健康な歯肉を維持していけます。

 

 

今回は、健康な歯肉を維持する為の習慣のお話しさせていただきました。

歯肉が気になる方や歯周病が気になる方は当歯科医院にお気軽にご相談下さい。

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