コラム
- 2024/07/29
- 院長コラム
“認知症や寝たきりの予防にも歯と口の健康維持が重要”
歯の本数が減るにつれて食べ物が食べにくくなります。
例えば奥歯が無くなると野菜などの繊維質を食べる量が減り
大腸がんのリスクが高くなります。
また、十分に噛むことができなくなると
栄養を摂ることができなくなり全身のフレイルを招き、
認知症のリスクも高くなります。
さらには奥歯がなくなると転倒のリスクも高くなります。
高齢者の転倒による骨折は寝たきりの原因の1つです。
超高齢社会の大きな課題である認知症と寝たきりは、
歯と口を健康に保つことと、
喪った歯を歯科治療で補うことにより予防することができるのです。
大人が歯を喪う大きな原因は歯周病です。
歯周病菌などの口の中の細菌は、心臓病、脳梗塞、糖尿病、早産・低体重児出産、
関節炎、腎炎、骨粗鬆症など全身の病気と関係があります。
歯周病を予防し、あるいは早期に発見して治療することは健康長寿の秘訣です。
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