コラム
- 2016/06/06
- 院長コラム
12歳の永久歯の虫歯本数が一人あたりの平均でついに一本を切る
文部科学省によると、12歳の永久歯の一人当たり平均虫歯等数が、前年度より0.10本減少して0.90本となり、ついに1本を下回った。
調査を開始した昭和59年度に4.76本あったことから考えると、約5分の1にまで減少したことになる。
また、処置完了者も含む虫むし歯の割合も、幼稚園で小学校、中学校、高等学校と、全ての学校段階で前年度より減少しており、高等学校においては過去最少の数字となった。
都道府県別でみると、全国最小は新潟県だ。2008年には全国に先駆けて「歯科保健推進条例」を実施。
歯の健康は全身の健康、ひいては長寿につながるとの考え方のもと、歯磨きやフッ素洗口を励行している。
フッ素洗口は保育園・幼稚園、小学校で65%以上で実施、給食後の歯磨きは90%以上の保育園や学校で実施している。
歯ブラシの購入額の高さも全国有数だ。
さらに、定期的な歯科健診も推進している。
小さいうちから口腔ケアの大切さを学ばさせ習慣化させることが、将来を見据えた上でも重要だろう。
院長:三光 義男
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