コラム
- 2019/01/21
- 院長コラム
赤ちゃんのための妊娠中の歯科治療と口腔ケア
妊娠中の歯科治療について
妊娠中の歯科治療は、時期により使用できる薬剤や処置に制限が設けられる時があります。
妊娠初期は、虫歯による痛みなどの急性症状に対する応急処置にとどめ、
安定期に処置を受けると、お母さんだけではなくお腹の赤ちゃんにも負担が少なくて済みます。
虫歯がなくてもお口の衛生状態を保つように、歯科医院での口腔ケアが大切です。
①レントゲンについて
鉛でできている防護エプロンを着用すれば問題ありません。
②麻酔について
通常使われている麻酔は無痛分娩にも使用されている安全なものです。
③飲み薬について
時期により使用できないものがあります。
産科と連携をとり安全に使用します。
妊娠中の歯周病は、早産・低体重児出産のリスクを高めるといわれています
妊娠中は、つわりなどにより歯磨きがうまくできないことも多く、
ホルモンバランスの変化などにより、歯肉に炎症が起こりやすい時期でもあります。
歯周炎が進行すると歯を喪失するだけではなく、さまざまな影響を体に与えることがあります。
歯周病の影響により、早産・低体重児出産のなどの妊娠出産合併症の発現率を高める
リスク因子であると報告されています。
緊急時や何かお困りごと、不安なことがあるときは、かかりつけの歯科医にご相談ください。
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