コラム
- 2019/07/08
- 院長コラム
歯科治療とお薬
・血液サラサラ薬(抗凝血剤)
血液の凝固値を確認したり、抜歯後の止血処置を行い、
安全に治療を行うことができます。
健康被害が起きたら大変ですので、自己判断で休薬しないでください。
・骨粗しょう症治療薬
ビスホスホネート製剤(BP製剤)を服用・注射されている方の歯科治療において、
抜歯の傷などをきっかけに、あごの骨が細菌感染を起こして壊死してしまうことがあります。
・糖尿病治療されている方
糖尿病の患者さんは細菌感染を起こしやすく、歯周病の悪化につながります。
血糖値が高い場合、血糖コントロールや抗菌剤を前投与するなど、感染対策を行います。
歯周病は糖尿病の第6の合併症といわれています。
・ステロイド薬を使用中の方
喘息やリウマチ、アレルギーなどの治療でステロイド薬を長期間使用していると、
ショックを起こしやすくなったり、細菌感染が起きやすくなります。
・抗がん剤治療をうけている方
抗がん剤治療や放射線治療をはじめると、口内炎や細菌感染、止血しにくいなど、
歯科治療が困難になることがあります。
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