コラム
- 2015/08/13
- 院長コラム
第二大臼歯の未萌出・半萌出
一般的に、第二大臼歯(12歳臼歯)は10~12歳で萌出すると言われているが、近年、18~19歳の年齢層においてさえも、第二大臼歯のい未萌出や半萌出が報告されている。
しかしその理由については明らかにされていなかった。
そんな中、岡山大学大学院歯薬学総合研究科予防歯科学分野の研究グループは、第二大臼歯の生え方に異常がある人は咬みあわせの異常が多いことを発表した。
研究の対象者は18、19歳の大学生2205人。通常、大学生となる年齢では上下左右に計4本の第二大臼歯が生えている。しかし今回の研究で、第二大臼歯が1本以上未萌出の者が18人、半萌出の者が240人もいた。
この結果について研究グループは、生える方向への障害や生えるためのメカニズムの欠損が挙げられるとしている。咬み合わせに異常があることで、第二大臼歯の前後に十分なスペースがなく、生える方向への障害が生じたのではないかということだ。
あなたへのおすすめ記事
- 2024/11/25
- 院長コラム
- 11月29日(金)診療時間変更のお知らせ
- 詳しく見る
- 2024/11/18
- 院長コラム
- “お勧めする歯にいい習慣”
- 詳しく見る
- 2024/11/11
- 院長コラム
- “むし歯菌と脳出血の発症に関連あり”
- 詳しく見る
- 2024/11/04
- 院長コラム
- 11月11日(月)診療時間変更のお知らせ
- 詳しく見る