コラム

三光歯科医院コラム三光歯科医院

  • 2015/09/11
  • 院長コラム

健康な歯茎を維持するために

歯と歯茎の健康は、歯を長く維持していくうえでかかせないものです。

皆さんは健康な歯茎を維持するための習慣がどの程度ついているでしょうか?

 

 

1.健康な歯茎の特長

・薄いピンク色をした歯茎

健康な歯茎は、とても薄い綺麗なピンク色をしています。

歯茎の色が赤っぽかったりすれば歯肉炎を起こしている可能性がありますし赤黒い場合には、膿が溜まっている場合もあります。

歯の治療によっては、歯茎が黒く変色しているケースもあります。

 

・歯磨きで出血しない

皆さんは、歯磨きをしていて歯茎からの出血がありますか?

健康な歯茎は、歯磨きをした程度で出血はしません。

歯茎からの出血がある場合には、歯周病や細菌が溜まって炎症を起こしている可能性が高いです。

しっかり歯磨きをして細菌を綺麗にしていけば歯茎からの出血は止まります。

歯茎も引き締まり健康な色へと変わってきます。

 

・歯周ポケットが浅い

歯周病になると歯周ポケットが深くなり歯茎の中にも歯石が溜まります。

歯茎の中の歯の表面の歯石は目で見えないので進行しやすく炎症や膿、口臭の原因になります。

歯周ポケットが浅ければ、歯ブラシで歯垢の除去がしやすいので歯周病が進行する前にプラークコントロールをしましょう。

 

 

2.健康な歯茎を維持する習慣

・毎食後の歯磨き

歯磨きは、やはり健康な歯茎を維持していく基本となります。

しかし、歯磨きの回数が多くても磨き残しや磨くタイミングが間違っていれば歯磨きの効果は減少します。

歯磨きの回数は、毎食後(1日三回)が好ましいです。

朝、昼、晩で一番大事な歯磨きは夜寝る前です。

磨いている時間は技量により異なりますので、一概には言えません。

口の中の歯垢が取れたら歯磨きを終了します。

最低でも5分はかかると思いますよ。

寝ている間は唾液の分泌が減りますので細菌が増えます。

朝起きた時に口臭が気になるのは、寝ている間に細菌が増えていることが原因なんです。

寝る前に歯磨きをして、寝ている間に細菌が増える事を減らしましょう。

 

・歯間ブラシやデンタルフロスを使う

歯磨きで歯垢が落とせる確率は約60%というお話を以前させていただきました。

歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスを使う習慣がある方は歯周病予防や健康な歯茎の状態が分かりやすいです。

デンタルフロスを使えば、歯と歯の間の歯垢を落とせますので虫歯にも歯周病にも効果的で歯周病菌が少なければ歯茎の健康も守られますね。

また、デンタルフロスで出血があれば歯茎の炎症にもいち早く気が付きますので早期で治療が出来ます。

 

・定期的な歯のクリーニング

歯石は自宅では取れません。

定期的に歯医者で歯のクリーニングをして歯垢や歯石を取り、磨き残ししやすい箇所の歯磨きのアドバイスなどを貰い自宅でもプラークコントロールをすることで健康な歯茎を維持していけます。

 

 

今回は、健康な歯茎を維持する為の習慣のお話しさせていただきました。

当歯科医院では、技術力はもちろんのこと患者様が納得いくまでしっかりとした説明と治療を心がけております。

治療室も個室でプライベートな空間になっていますので治療をなさっている患者様から、とても喜ばれております。

歯茎が気になる方や歯周病が気になる方は目白にある当歯科医院にお気軽にご相談下さい。

 

院長 三光 義男

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