コラム
- 2018/06/25
- 院長コラム
フレイル
高齢期になり心身の機能や活力が衰え虚弱になった状態を『フレイル』といいます。
このフレイルは要介護予備群として注目されています。
フレイルは健康と要介護の間の状態で、要介護となる危険性が高いだけでなく、
健康長寿を達成できる割合が下がると言われています。
また、多面的な特徴を持ち、身体の衰えだけでなく、心や社会性の衰えも含まれます。
フレイルの状態を加速させるのがサルコペニア(筋肉の衰え)です。
特に、社会性の低下(人と人とのつながりが少なくなったり、食事を独りでとるなど)が
負の連鎖となり、フレイルから要介護へドミノ倒しになる現象を『フレイル・ドミノ』といいます。
だから、より早く気づき、継続的に頑張れば機能を戻し、維持することができます。
身体や心のささいな衰え(プレフレイル=前虚弱)にいち早く気づくことが大事です。
フレイルを予防して健康長寿を達成するためには、『栄養・運動・社会参加』の3つが重要です。
要介護の状態にならないように、このような心構えを持って生活していくことが大切です。
あなたへのおすすめ記事
- 2025/04/21
- 院長コラム
- “むし歯予防に「歯垢除去」「フッ素を残す」「菌を増やさない」”
- 詳しく見る
- 2025/04/14
- 院長コラム
- 4月15日(火)ならびに18日(金)診療時間変更のお知らせ
- 詳しく見る
- 2025/04/07
- 院長コラム
- “予防歯科の重要性”
- 詳しく見る
- 2025/03/31
- 院長コラム
- “歯周病予防、口臭予防に洗口液を”
- 詳しく見る