コラム
- 2023/10/02
- 院長コラム
“歯並びと食生活”
歯並びが綺麗だと、顔の印象も良く感じますよね。
第一印象は、とても大事なので美しい歯並びは、誰もが憧れる美容の一つです。
歯並びが綺麗だと清潔なイメージも高いので歯並びが悪い方は、口元が気になると思います。
美しい歯並びを手に入れたい場合、日頃の食生活にも気を付けたいことがあります。
1.歯並びに関係ある食生活
昔は、硬い物を良く食べていましたが、現在では欧米の柔らかい食べ物が増えてきて硬い食べ物を食べることが少なくなりました。
柔らかい食べ物が多くなれば顎が発達しなくなり歯の大きさと顎の大きさが合わずに歯並びが悪くなってしまいます。
永久歯は乳歯の二倍近くある(すべてではないですが)ので顎の成長が遅ければ、永久歯は乳歯の横から生えてきてしまいます。
硬いものを食べる事は、顎の筋肉を鍛える役割や噛む力も強くなりますので美しい歯並びのために心がけたい食生活です。
2.酸の強い食べ物
虫歯が多くなれば歯並びも悪くなります。
虫歯は、歯垢が溜り細菌が酸を発生させて歯をとかしてしまいます。
酸性の強い飲食物でも同じなんです。
健康や美容ブームで、黒酢や赤ワイン、美容ドリンク、などがありますが、酸が強い飲食物は歯の表面のエナメル質を溶かしてしまうので酸蝕歯や、虫歯になりやすくなりますので注意が必要です。
酸性の強い飲食物を食べた時には、食後に口をすすぐだけでも口の中の酸性度が弱くなりますので効果的です。
3.酸性の強い飲料水
・レモン
・炭酸飲料
・黒酢
・フルーツジュース
・ビール
・日本酒
・紅茶飲料
・・・などになります。
酸性の強い飲食物は、ダラダラ飲まないように気をつけましょう。
口の中に含む時間が長ければ、その分口腔内が酸性になっているので、口の中に長い間残らないようにすることがポイントとなります。
4.歯並びが悪くなる癖
規則正しい生活習慣や食生活に気を付けることで美しい歯並びを手に入れる事は出来ますが、
その他にも歯並びが悪くなる要素として悪習癖があります。
・口呼吸
昔に比べると鼻呼吸出来ている人が少なくなってきています。
口呼吸の場合、上顎が成長しきれずに狭くなるので出っ歯になりやすいです。
・舌を出す
飲み物を飲むときに、舌が歯と歯の間に入ってしまう方がいます。
これは、前歯を舌で押すようになるので口を閉じても前歯は噛みあわない状態となってしまうのです。
・物を噛む
皆さんの中には、シーツやまくらを噛む癖がある方もいらっしゃると思いますが、この癖も歯並びが悪くなる原因になります。
・下唇を噛む
下唇を噛む癖がある方は、歯並びが悪くなります。
唇をかむ事で下の歯は内側へ押されますので美しい歯並びにはなりません。
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