コラム

三光歯科医院コラム三光歯科医院

  • 2025/01/06
  • 院長コラム

“自覚がないままひっそり進む歯周病”

歯周病が増える背景には、遺伝子的な要因、
口の中の細菌環境、生活習慣などが関連します。

20歳過ぎから歯ぐきの炎症が頻発する人は、先天的に歯周病になりやすい遺伝子を持っており、
継続的にこまめに、歯科の治療を受けることが必要です。

このリスクはなかなか自分で減らせませんが、
口の中の細菌環境、生活環境は自分で変えられるもの。
少し気をつけるだけで、改善できます。

歯周病が高齢者多いイメージがあるのは、高齢になって自覚症状が出るため、
若いうちから歯周病菌は口の中に潜み、じわじわと根づいて行きます。

さらに歯周病菌の中には女性ホルモンを栄養源にする細菌もいるので、
特に女性は丁寧な歯ぐきケアが必要です。
女性ホルモンが増えると細菌が増えて炎症が起きやすくなり、
減少すると、骨を作る働きが弱まり、歯周病が悪化していきます。

食生活では、柔らかい食べ物が多いと歯が汚れやすく、歯周病菌が好む環境に、
喫煙者の歯周病は、治療をしてもなかなか治りにくいこともわかっています。

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