
                        
コラム
                    
                - 2018/10/08
 - 院長コラム
 
お母さんも赤ちゃんも健康な歯に!その2
歯の痛みをそのままにしないで、無理して我慢しないで!
赤ちゃんの歯は生まれてから作られると思われがちですが、
本当はお母さんのおなかの中にいるときからすでに作られているのです。
乳歯が作られるのは妊娠7週目からです。
歯のもとになる歯胚にカルシウムなどの無機質が沈着して、
4か月ごろから石灰化して硬くなっていきます。
ちなみに永久歯の歯胚も妊娠4、5か月ごろからできてきます。
妊娠中の歯科治療で気になるのが、レントゲンや麻酔や薬などでしょう。
歯科のパノラマ撮影1回の照射量は、日常浴びている年間の自然放射線量の1/200です。
赤ちゃんへの影響がないことが産婦人科の診療ガイドラインでも示されています。
また、歯科で用いる麻酔薬は、医科の手術などと比べてごくわずか。
無痛分娩や帝王切開にも使われているもので、通常量用いても
赤ちゃんには問題ないとされています。
飲み薬は、産科と相談のうえで、比較的安全とされているお薬を
必要最小限、処方します。
歯科を受診するときは、必ず妊娠中であることを伝えてください。
また、母子手帳も忘れずにお持ちください。
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