コラム
- 2019/10/07
- 院長コラム
歯周病と咬みしめの関係
歯周病の重症度が咬みしめの時間に関連している
歯周病は歯周病原細菌による感染が原因と考えられているが、
口腔内の清掃状態が良くても歯周病が良くならない場合もあり、
その全容は未だ解明されていない。
研究者のなかには、歯周病に夜間の歯ぎしりが関係しているとの意見もあるが、
解明されないままだった。
その中で、以下のような研究グループの発表があった。
それは、日中、目が覚めている状態にもかかわらず歯周病が重症な人は
1時間あたり平均6.2分も強く咬みしめていることがわかりました。
それに比べて、歯周病が軽症な人は1時間あたり平均1.4分咬みしめていました。
結果、歯周病の重症度が咬みしめに関連していることがわかりました。
咬みしめは睡眠時より起床時の方が長い
また睡眠時では、歯周病が重症な人は1時間あたり平均2.5分、
軽症な人は1時間あたり平均0.7分咬みしめていました。
その結果、日中より睡眠時の方が咬みしめの時間が短いことがわかりました。
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