コラム
- 2020/08/03
- 院長コラム
成人の3人に2人が歯周病に!
歯周病は、歯と歯肉の隙間に付着したプラーク(歯垢)の中で歯周病菌が増殖して、
歯肉や歯槽骨などの歯周組織に炎症をおこす疾患です。
歯周病は、炎症が歯肉に限局している軽度のうちは自覚症状が乏しいのですが、
知らないうちに進行してしまいがちです。
重度の炎症のときは、歯肉の腫れや痛み、出血といった症状が出てきます。
それではじめて歯周病に気づく人も少なくありません。
歯周病の原因菌は、歯周組織を破壊するだけではなく、
糖尿病や心疾患といった全身疾患のリスクを高めることもわかってきています。
近年は、年齢を重ねても歯を喪失することが少なくなってきました。
一方では、歯が残ればその分歯周病になる可能性があります。
歯科医院では、歯周病の進行度合いの確認と、歯垢や歯石の除去、
一人ひとりにあったセルフケアを指導しています。
年に2回はかかりつけの歯科医院でチェックを受け、
プロのアドバイスに基づくセルフケアを行い、歯周病を予防しましょう。
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