
コラム
- 2026/11/02
- 院長コラム
“健康寿命の延伸は生活習慣病の予防から”
日本人の平均寿命は83歳(男性80.8歳、女性87.1歳、2015年)を超え、
男性の4人に一人、女性の2人に一人は90歳まで生きられる社会となっています。
これに対して、健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」です。
残念ながら両者の間には男性で約9年、女性で約12年の開きがあります。
この差を縮めて、出来るだけ長い間、健康に日常生活を送ることがポイント。
生涯にわたって何でも食べる事に苦労しないためには、
歯を失わないことが大切です。
日本人の歯・口の健康は、この30年の間に大きく改善してきました。
8020運動(80歳で20本以上の歯を保つ)は、
そのための国民運動として1989年にスタートしましたが、
現在ではこの8020を達成している人は50パーセントを超えています。
歯の数が十分あれば、歯を失った人より生存率が高まります。
日本人の平均寿命の延びに、
歯・口の健康が改善してきたことが
要因のひとつになっていることは否定できません。
さらに、この歯の数は、要介護状態に陥るかどうかにも関係しています。
65歳以上対象とした調査で、歯数が19歯以下の高齢者は、
20歯以上に比べて要介護状態になるリスクが、
1.2倍と報告されています。
また、成人を対象とした追跡調査で、歯周病が進んでいる人は、
メタボリックシンドロームの発症が、1.6倍高まることが知られています。
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